算数の勉強の段階

下記のような勉強の段階を私は考えています。⑥と⑦はどちらが難易度が高いとは一概にいえませんので、⑥と⑦は並行して学習された方がいいと思います。

【⑦難しい入試問題への助走】を経ると、晴れて 【⑧難しい入試問題 】 にも挑戦できる段階となります。

自由に好きな学校の過去問や難しい問題集に楽しめるようになる 【⑧難しい入試問題 】 への最終ステップです。

2冊の定番問題集

下記の2冊が定番中の定番です。どちらも初版は20年前という古い本です。

長男の場合は、【④全範囲基本チェック】を終え、小5の5月GWにプラスワン問題集に挑戦しました。しかし初見では半分ぐらいの問題しか解けず、挑戦する時期が早すぎたと反省しています。

その反省を踏まえて、【⑤簡単な入試問題への助走】、【⑥簡単な入試問題】のステップをいれました。この2つのステップを入れることにより、上記2冊の問題集も比較的スムーズに消化できる気がしています。

スピードアップ算数

栗田哲也先生のスピードアップ算数〈基礎〉〈発展〉 の2冊セットです。

反射的にパターン問題を解けるようになるための問題集です。難点をいえば、簡単な問題と難しい問題が混在してしまっていることです。

栗田哲也先生のスピードアップ算数〈基礎〉 と  〈発展〉 も書籍名通りではありません。 〈基礎〉は5回x50分のテストより構成されているので、後半の2回のテストの難易度は 〈発展〉 で学ぶ内容よりも難しいです。

〈基礎〉の前半の3回分のテストは復習をかねて【⑦難しい入試問題への助走】で取り組んでもいいですが、【⑤簡単な入試問題への助走】で取り組んでもいいと思います。

図形の必勝手筋2冊

少々特殊な問題集です。普通の問題集部分とカード部分があります。カード部分がメインコンテンツです。カードの表が問題、裏が解答になっています。カードをみて反射的に答えられるようにトレーニングするのです。

平面図形編動く図形・立体図形編があります。

新出問題をひらめきで解けるようになるのも重要でしょうが、既出問題を反射的に解けるようになった上での課題でしょう。

また私の正直な印象としては、最難関校を含めて、合格のためには既出問題のトレーニングを十二分に積めば新出問題のためのひらめきの訓練は不要だとも感じています。というよりひらめきに特化した勉強なんてものはなく、既出問題を地道にといていくしかないと思っています。

[この記事作成時点において長男小5、次男小3、長女小1です。]