中学への算数は難問が多い

昨日 中学への算数 の記事を書きました。中学の算数は下記のような構成の中学受験生向きの月刊誌です。

昨日の記事に記載した難易度を再掲してみます。

★ ★ ★ は中堅校を目指すお子さんも解けないといけない問題です。

★ ★ ★ ★ は難関校、最難関校を目指すお子さん用の問題です。

★ ★ ★ ★ ★ は非常にむずかしく、最難関校を目指すお子さんにも不必要かもしれません。 ★ ★ ★ ★ もほぼ解けるようになり、算数で解く問題がなくなった、 得意科目の算数で最難関校に合格したいというお子さんだけがされるといいと思います。

  • ①レベルアップ演習:計算と一行題(2ページ) ★ ★ ★
  • ②レベルアップ演習:数 (1ページ)   ★ ★ ★
  • ③レベルアップ演習:図形 (1ページ)   ★ ★ ★
  • ④レベルアップ演習:文章題(1ページ)   ★ ★ ★
  • ⑤要点の整理…日々の演習を解く前段階の例題(4ページ)  ★ ★ ★ ★
  • ⑥日々の演習…土日祝以外の平日1日1題=毎月20題強 (10ページ)  ★ ★ ★ ★
  • ⑦発展演習 (4ページ)  ★ ★ ★ ★ ★
  • その他:テストや学校訪問などいろいろなコーナーがありますが、私が興味を惹かれたのが立体工房というコーナーです。厚紙がついていて、立体を組み立てて学習できます。

長男は最難関校狙いではない

うちの長男に中学への算数にどう関わらせるか検討してみます。

長男は算数が得意で、国語が驚くほど苦手です。ですので最近は算数の勉強時間をかなり減らしています。

長男の志望校は智辯和歌山です。というより家から通える範囲に智辯和歌山しかないのです(^_^;)。選択枝の広い都会の方がうらやましいです。智辯和歌山には上位クラス(偏差値60)と下位クラス(偏差値54)があり、長男は上位クラスを目指しています。入学後も成績で上位クラスと下位クラスは入れ替わるので、本当のことをいうと上位クラスを目指す意義は限定的です。

入試問題は上位クラスも下位クラスも同じです。ですので、上位クラスを目指す子どもさんにとって入試問題の難易度は高くありません。つまり上位クラスの目指す生徒は簡単な問題での高得点勝負になるのです。ですので、中学への算数で難問を解きすぎるのは非効率な勉強法でしょう。

非効率だがチャレンジしてみたい

中学への算数に時間を費やすのは長男の中学受験にとって非効率な気もしないことはありません。

ただ本人に自信をつけさせる、深遠な体験は中学以降も役立つ、非効率な勉強法でも志望校には合格できそう、といった理由で中学への算数にチャレンジさせてみようと思います。

中学入学後も高校への数学、大学への数学に自主的に取り組んでくれたらうれしいなぁ。

ただ小5の夏休みの長男にはまだまだ難しそうです。

順調で成長してくれたら、小学5年生の冬休みまたは3学期頃からチャレンジさせることができるかなと予想しています。

[この記事作成時点において長男小5、次男小3、長女小1です。]