私見です
長男に小学5年生まで算数を教えた経験をふまえて、算数での勉強で取り組むべきことをご紹介しようと思います。私見ではありますが、先日ご紹介した 熊野孝哉先生の「算数の戦略的学習法」の影響も大きく受けていますし、今のところ長男の算数の成績は良好ですのでまあまあ自信がある内容です。
まずは小学校の算数の勉強はものの数え方から始まるのでしょう。次に足し算を習い、最初につまづきやすいのはかけ算といったところでしょうか。小学校低学年のドリルなどはすぐに終わってしまうことでしょう。
2つの方向性①難問②先取り
その次に下記の2つの方向性で迷います。
- ①先取りせずに低学年用の難しい問題集をさせる
- ②上級生用の簡単な問題集をさせる
- [難しい問題集の例] ハイレベ100 最レべ問題集 特Aクラス問題集 トップクラス問題集 スーパーエリート問題集
- [中間の問題集の例] ハイクラスドリル 自由自在算数
- [簡単な問題集の例] 学研のドリル 公文のドリル
私が現在いいと思っている方向性は②です。長男には小学校3年生の6月から勉強をさせはじめたのですが、難しい問題集をさせました。①の方向性ですね。小学校3年生用の難しい問題集に歯が立たず、難しい問題集は学年をさかのぼって小学校2年生用に取り組んだ記憶があります。長男のプライドを傷つけないように長男には下の学年の問題集だとは伝えませんでした。
ただ小学校低学年のときに取り組んだパズル的なむずかしさをもつ難問の記憶なんて現在全くといっていいほど残っていないです。地頭がよくなるといった効果はあったのかもしれませんし、なかったのかもしれません。同じく頭を使うなら、分数の割り算といった上級生で習うことをさせておけば、後々も役立ったことでしょう。ですので、現在のところのおすすめは②の方向性です。次男にはそうしようと思います。
次男には学研または公文のドリルをさせようと思います。
①と②の中間の戦略でもいいでしょう。例えば小学校3年生のとき、小学校3~6年生の学研のドリルをやりつつ、小学校3年生のハイクラスドリルをするのです。ハイクラスドリルは標準、上級、最上級と区別してくれているので、標準だけさせるということもできます。
実際、難関校に合格する生徒の王道コースが小学校3年生までは公文教室に通い、その後進学塾に通うというものと聞きます。
ドリル形式の問題集
もったいない気もしましたが、本屋にいくのも面倒ですし、本屋にいってもおいていない問題集も多いので、私は無数の問題集を購入しました。
小学校低学年用であれば解説が少なくても大人なら教えられることでしょう。(上級生用の問題集は解説の充実度も重要です。)
問題集選びにおいて、難易度の次に重要なのはプリント形式か否かということです。我が家はプリント形式が気に入っています。親がさせたいプリントを机においておけばいいですし、子どもは直接書き込めます。我が家はやり終えたプリントを処分しています。
上記でご紹介した問題集の中でドリル形式は下記となります。
②の問題点
②の方向性で予想される問題点が2つあります。
ひとつは上級生用の算数の教材に使われている漢字を習っていないこと。習っていない漢字が入っていると、算数でも国語でも子どもは拒否反応をしめします。
もうひとつは塾の模試でいい点数をとれないこと。塾の模試の出題範囲は該当学年までで、その範囲からひねった問題出題されるからです。モチベーションアップを考えると塾の模試は高得点にこしたことはないんですが、②の方針だとあきらめざるをえません。
次男には学研のドリル
次男には学研のドリルを先取りでさせていこうと思います。ただ次男の勉強時間は小学校と小学校の宿題を除くと、1日10分ぐらいしかないです(^_^;)。夏休みぐらいからもう少しさせて方がいいんでしょうね。
[この記事作成時点において長男小5、次男小3、長女小1です。]