150点満点

能開の算数のテストは5点x30点=150点です。簡単な問題も難しい問題も5点です。

ですので、120点程度を狙うのであれば、難しい問題に時間を費やさず、解ける問題の見直しをするという戦略が正しいと思います。

長男は算数が非常に得意です。

長男が算数を得意なのは、長男も同意すると思いますが、親が手助けしているからと思います。塾の先生や本人の才能もあるとは思いますが。本人の努力(≒勉強時間)は正直言ってよそのお子さんより多くない気がいます。

長男は分からない問題があると即座に私に教えてもらえて、さらに例題を解かせることにより完全に腹落ちするまで勉強できるというめぐまれた環境です。

ただこのように親の手助けによりかさ上げされた成績ですので、親が教えられなくなると成績が急降下する可能性があります。

今回のテストは長男は3問間違えで135点(150点満点)でした。長男の最近のテストと比べて点数は低かったです。

今回のテスト範囲の問題はテキストの3/5ぐらいしか解いていなかったので、よくできた方だと思います。

いつもは150点満点をねらって受験しろと言っているのですが、今回はあまり勉強できていないので、140点狙いでいいからといって送り出しました。

長男が間違えた問題の分析

長男は下記の3問間違えました。

●2(9)は円周をもとめるのに、直径ではなく、半径を使ってしまいました。長男は以前からこの間違いをときどきします。うっかりミスとかたずけるよりも、5年生もこの時期にもなってこのような間違えをするのは心配です。食事のときなどに、「半径5cmの円の演習は何cm?」「それぐらいわかるよ!」といった会話を何度かしてみようと思います。

●6(2)は図形が動き出してから重なっている時間を、重なっている時間のみを答えてしまっていました。国語力がないので、短時間で問われている内容が理解できないんだと思います。テキストには同じ問いかけの問題があったので、テキストをきちんとしていればできたのでしょうね。

●7(3)は本当に分からなかったようです。長男は算数のテストは受験後の感想はいつも満点といって帰ってきますが、実際には上記のような複数のポカミスがあり満点はとったことがありません。しかし今回のこの問題は本当に解き方が分からなかったようです。解けない問題に悩むというのはいい経験と思います。テキストを調べてみると2週後の算数特訓で習う内容ですね。授業で習っていなくても、今までの知識で解ける内容ですが、長男には無理だったようです。難しくて解けない問題が含まれていたのは親としてはうれしいです。

特訓のテキストからも出題されるのか

4年生かららせん状に繰り返し同じ単元を学びます。平日コースとは別に、土曜日特訓も同様に せん状に繰り返し同じ単元を学びます。 ですので、平日コースのテキストから出題されているのか、土曜日特訓のテキストから出題されているのかよく分かりません。

私の印象としては平日コースのテキストを習得していれば解ける問題が大部分で、それ以上(特訓コースのテキストなど)を求められる問題は5点程度です。

上記は今回の到達度判定テストに限っての私の分析で、このような分析をするのは私は初めてです。きっと別の到達度判定テストや中学受験公開模試では異なってくるのでしょう。

[この記事作成時点において長男小5、次男小3、長女小1です。]