20分でそわそわ

私が横について算数を勉強させても、 長男は集中力が続きません。 20分ぐらいでそわそわしだします。

自分一人で勉強しているときは、もっと長時間できます。

4年生のときに学年x10分持続して勉強できることを目標にしました。そこで、まずは30分持続して勉強する訓練をして、その後40分持続して勉強するように努めました。

5年生になり50分持続して勉強できることを目標としました。しかし、いまだに困難です。50分持続して勉強できることは、週に1回ぐらいでしょうか。

どうして私との勉強は疲れるのか

塾だと90分ぐらい持続して勉強しているだろ、と叱咤激励するのですが、長男なりに自宅では50分継続できない理由を考えていたようです。

すらすらと下記のように反論してきました。

・塾だと簡単な問題もある ・塾だと板書をうつす時間がある。・塾だと先生の説明を聞く時間がある。・塾だと自分が解ける問題の解説の間のんびりできる。・塾だと早く解けたら、他の人が解けるまで休憩できる。

なかなかしっかりした反論、分析で感心しました。

私との勉強は効率的だと思います

私が長男に算数を教えているのですが、私が教えると能開の1週間分のテキストが1時間程度で終わる理由が長男の説明を聞いて分かりました。

私が教えるときにはどんどん問題を解かせて、解けたらすぐに次の問題を解かせています。長男が悩んでも解けなさそうな問題なら、悩む時間がもったいないのですぐに解き方を教えています。簡単に解けるだろう問題はとばしています。

このような感じなので、すごく効率的に勉強できているんですね。算数は1日1時間も勉強していませんが得意科目です。

あと大人のスケジュール管理能力も役立っています。このテキストをそろそろ復習しようとか、次にこのレベルのテキストを解かせるのがちょうどいいなといった管理は長男自身には困難です。

ただ失っているものもあると思います。じっくりと長時間考え抜く、解答解説を読んで理解する、といった能力を育めていない気がします。

いつかは訪れるピンチ

将来訪れると一番困るピンチは、長男の勉強内容が難しくなり、私が教えられなくなることです。

効率的に教えるには自分がぎりぎり解けるだけでは不十分で、出題意図まで分かる必要があります。

そろそろ私が教えられる限界に近付いている気もするのですが、私自身も長男に教えることにより成長しているので、今のところ十分に教えられています。

一年前の私なら、現在の長男に教えられる能力はありませんでした。

私は大学受験のとき数学が一番の得意科目でした。ですが、たぶん中学生ぐらいまでしか教えられない気がします。

[この記事作成時点において長男小5、次男小3、長女小1です。]