算数の戦略的学習法( 熊野孝哉)という本があります。私は多くの中学受験の勉強法の本を読みましたが、この算数の勉強法の本がとびぬけて参考になりました。中学受験製の親向けの本です。

内容が更新されていっているということもあり、私は3冊購入しました。ただ内容は似通っていますし、紹介されている問題集が廃刊になったり、塾のカリキュラムが変更になったりもするので、最新の本を1冊購入されるといいと思います。購入時期は小学4年生のときがちょうどいいです。難関中学を目指しているからといって「難関中学偏」を購入するのではなく、最新の本がいいと思います。

現在(2019/07/09)の最新の本は下記です。

この本の通りに勉強させれば、難関校にも十分通用すると思います。

非常に多くの勉強法のアドバイスがのっていますが、一番のキモは先取り学習です。そんなことできれば苦労しないよと思われるかもしれませんが、簡単な問題集でいいし、分からない問題はとばしてもいいとのアドバイスです。さらっとでいいので中学受験の全範囲を先取り学習することをすすめてくださっています。わからなかった問題も後から振り返ると分かるようになっていることも多いとのことです。

うちの長男も小学4年の5月中旬から12月末までの6ヶ月で中学受験全範囲を勉強させました。すると以後は塾の算数の授業は基本的に復習になります。塾の授業を深く理解できるようになり、算数の授業、勉強で疲れにくくなりました。

この本に出合う前から長男は算数が得意だったので、どこまでこの本の学習法が貢献してくれているかは証明はできないですし、長男が最終的に中学受験に合格できるかも分かりません。しかし私の中では長男が算数が得意になったのはこの本のおかげと確信していて、熊野孝哉先生には深く感謝しています。

同じシリーズを三冊購入して、何度も読み返しています。

[この記事作成時点において長男小5、次男小3、長女小1です。]