ずるいけど

最近、長男はちょっとずるいけどといいながら、ピタゴラスの定理を使って答えを出したりします。

ピタゴラスの定理は雑談の中で教えたのですが、いつの間にやら使いこなしているようです。

定理

私自身はピタゴラスの定理を初めて知ったときは不思議な感動を覚えた記憶があります。

人生で最初に習った定理なのかもしれません。

チェバの定理、メネラウスの定理

中学受験の問題を作成される中学の先生は先に種々の定理が頭にあって、その定理を知らないであろう小学生に定理を使わせずに解かせようとすると問題を散見します。

チェバの定理、メネラウスの定理の問題も何回も能開のテキストに出てきました。

先日受けた別の塾のテストにも出てきました。

頻出のようです。

小学生っぽく三角形を三角形3つに分解して解いた方が応用も効くしいいのかなと思って教えていませんでした。

しかし和歌山能開の先生が6年生の春期講習で教えてくださったようです。

長男は知的好奇心が満たさ喜んでいました。

中学受験に役立つだけではなく、勉強を楽しくするためにもこういった後に習う算数、数学を教えるのもいいものだなと思いました。

中学受験に役立つのか

チェバの定理、メネラウスの定理を知っていると秒殺できる問題もあり、使いこなせれば有利でしょう。

ただマイナス面もあります。

・覚える時間がもったいない。 定理そのものを覚える必要と、どのような問題に定理を適応できるかを認識できるようにする必要がある。

・本質の理解がおろそかになる。応用が効かなくなる。

・定理を使い間違える可能性がある。

・小問(1)(2)(3)と誘導していく問題にて、いきなり(3)の答えが出てしまい混乱する。(1)(2)は別建てで解かないといけない。

私の意見としては 勉強時間を削ってまで教える必要はなく 、こんな面白い定理があるんだよと雑談がてら教えればいいかなと思います。

長男にはTryItの動画を4つ見せました。親が教えられるのであれば、早送りしながら4つで20分ぐらいでみられると思います。

[この記事作成時点において長男小6、次男小4、長女小2です。]