かけ算の順番

円周率が入ってくると、複雑な小数計算が当たり前になります。

長男はやや計算に難があり、公文式にて鍛えてもらっていればよかったなぁと後悔することもあります。

3.14の掛け算は、3.14を先にした方が楽で正確になります。

36×3.14= の筆算をするときには、3.14×36= にする方がいいのです。

理由は2つあって、1つには314×1=,314×2=,314×3=,,,,という自然に暗記してしまうかけ算の繰り返しになるということ。

もう1つは、2桁x3.14= より 3.14×2桁= の筆算にした方が、掛け算の回数、足し算する数が減るということです。 3桁x3.14= と 3.14×3桁= では変化なく、 4桁以上x3.14= と 3.14×4桁以上= では逆効果となりますが、 4桁以上を扱う問題はあまり出てきません。

公式を変更する

長男に100回ぐらい 上述のように掛け算の順番をいれかえるように 言って、やっとできるようになってきました。ただ順番をいれかえるのを思い出すのに多少の注意力を払う必要があります。

ですので、次男には公式の段階であらかじめ順番をいれかえて覚えさせようと思います。長男は今(小5の夏)からでも変更すべきか、それとも混乱するので今更変更すべきでないのか悩むところです。

例えば円の面積は 半径x半径x3.14 ではなく、3.14x半径x半径 と覚えさせようと思うのです。

60度の扇形の面積を求めるときなども、12x12x3.14×1/6 よりも 3.14x12x12x1/6 とした方が、3.14以外の数字がひっついて計算間違いの予防になると思います。

[この記事作成時点において長男小5、次男小3、長女小1です。]